本日3月9日は何の日？ そう、３・９でザクの日！
そんな語呂あわせの日に、4ヶ月連続リリースのROBOT魂新レーベル「ver. A.N.I.M.E.」第2弾として3月19日（土）発売予定「シャア専用ザク」の、商品サンプルレビューをお届けです。

見せてもらおうか、「シャア専用ザク ver. A.N.I.M.E.」の性能とやらを！

赤いメカニックを見ると「シャア専用」「三倍早い」「ツノ」を条件反射で思い浮かべる……
そんな世代の脳裏に刻み込まれている、「あの時アニメで観た、あのシャア専用ザク」が現代の技術で立体化。
発売中の「ガンダム ver. A.N.I.M.E.」同様に、過去30年以上に渡って発売されたプロダクトを再解析し、外観から可動までの全てが刷新されたアイテムとなっています。

ガンダムとは対照的な曲線を多く用いたフォルムは、メリハリを効かせて力強く表現され、全高は約12.5cmの中にもしっかりと重量感を感じさせます。
赤系統の機体色（いわゆるシャアレッドやシャアピンク）も彩度を抑え、アニメに近いイメージを目指し再現されていますね。

「ガンダム ver. A.N.I.M.E.」には「この角ばった機体を、いかにフォルムを崩さずアニメのイメージ通りに可動させるか」に向けた斬新なアプローチが満載でしたが、もちろん今回のシャア専用ザクでもその「再現力」の追求が全力でなされています。

特に注目して頂きたいのが、腰まわりの可動です！ザクの立体物においてアニメ的なアプローチをする際、やはり課題となるのがスカートの処理ですよね。
設定画、劇中ともにザクのスカートは足まわりに密着して描かれているので、今回のROBOT魂ではこのイメージを再現するために複数の工夫が重ねられています。

まず、股関節内部には上～前へとレールが切ってあり、レールにそって股関節自体を前に移動させることで、足をより大きく前に出せる、相対的に腰を深く曲げることが可能となります。
加えて、腹部ブロックも前屈方向に大きく可動するように設計されており、膝立ちポーズでしっかりと腰を屈められるようになっています。

さらに、股間中央のいわゆるフンドシ部が両脇のフロントスカートにあわせて可動することで、スカートのラインが途切れないようになっているのもポイントです。
腰を屈めた際のスカートの自然な流れ、解りますでしょうか？

これら工夫を凝らした可動構造により、アニメさながらの柔軟性のあるポーズが次々と実現！
武装は「ザク・バスーカ」「ザク・マシンガン」「ヒート・ホーク」の3種が付属し、射撃から格闘戦まで、「赤い彗星」と恐れられたシャアの勇姿が目の前で再現できます。
単純に「可動範囲が広い」のではなく、「思い通りに動き、そしてカッコいい」のです！

マシンガンやバズーカを両手で構えさせるために、肩には引き出し式関節と胸部左右ブロックの前後スイング機構を搭載。
また、足の動力パイプには軟質素材を使用し、膝の曲げに連動してパイプ本体と付け根の位置が可動することで、可動を妨げない構造になっています。

「ver. A.N.I.M.E.」は長期的な展開が予定されていますが、単体でも高いプレイバリューを誇るのもポイントのひとつ。
今回の第2弾では実体弾エフェクトが3種付属し、煙を上げて敵を狙うバスーカの一撃、マシンガンの連射、シールドの被弾が再現できます。
バズーカエフェクトのスモーキーな質感などは、ぜひ実物を見て頂きたい完成度の高さです。
背部と足裏に取り付けられるバーニア噴射エフェクト×2も、ガンダムの青とは異なる赤いものが付属します。
戦闘シーンの臨場感を盛り上げる、多種多様なエフェクトで遊びまくろう！

また、記事中でもさらりと使っていますが、ともに別売の「魂STAGE」「魂EFFECT」との組み合わせも最高に楽しいのでオススメです。
（撮影では「EXPLOSION Gray Ver.」などを使用しています）

爆破エフェクトは、発売中の「ガンダム ver. A.N.I.M.E.」のシールドにも装着できます。
その他にも「ver. A.N.I.M.E.」のエフェクトパーツは、バズーカエフェクトなど、一部はシリーズ共通の互換仕様になっているものもありますので、付属の説明書や公式レビューなどを参考にぜひ交換してみてください。
本シリーズは「アニメシーンのイメージ再現」が最大のテーマではありますが、玩具ならではの設定にこだわらない自由な遊び方もどんどん試してみて下さいね。

「アニメ的ポージングの再現性」という点で、首の上向き可動が積極的に取り入れられているのもこのシリーズの特徴です。
「シャア専用ザク」では首が引き出し可動し、突進しながら前（＝上）を見るポーズが再現可能。
モノアイの向きも変えられるので、超人的なスピードで敵を捉える赤い彗星のアクションが楽しめます。
首の可動により生まれる、見上げた時と見下ろした時の表情の差も、「ver. A.N.I.M.E.」で楽しんで欲しいポイントですね。

こちらがパーツ一覧です。製品にはこれらと交換用の赤いツノが付属します。
マウント用パーツによりバズーカはランドセルの左右側面に装着が可能、マシンガンのマガジンと収納状態のヒート・ホークも、ザク本体に装着させる事ができます。

全5種の手首パーツが収納出来る専用デッキが付属。
このデッキは複数個あれば連結可能で（画像は「ガンダム」のものと連結させています）、細かいパーツがバラバラにならず整理しやすい仕様となっています。

このように、ジオン系MSならではの魅力を改めて実感させてくれるアイテムとなりましたが、お手持ちの「ガンダム ver. A.N.I.M.E.」と一緒に遊べばさらに楽しさアップ！既にお見せしたような「キック」はもちろん、各種対決シーンが再現できます。
やはりこの2機の戦いは、宇宙世紀における大きなターニングポイントでもあるので、「ver. A.N.I.M.E.」で早く皆さんにも遊んで頂きたいですね。

3月19日（土）の発売日には、ガンダムとともに「さらにできるようになったな」と体感しながら「ROBOT魂 シャア専用ザク ver. A.N.I.M.E.」をご堪能下さい！

「ROBOT魂 機動戦士ガンダム ver. A.N.I.M.E.」シリーズからは、4月に「ドム」、5月に「量産型ザク」、そしてアムロの成長を確かめるかのように「グフ」が7月に立ちはだかる！

「グフ」には初回購入特典として「『ジオンの脅威』キャンペーン ～アムロ覚醒～」の展開が決定、アムロ、ランバ・ラル、ガイアの「キャラクターと名セリフ」のカットインプレート＆台座のセットで、ROBOT魂による劇中再現をさらに盛り上げます。

そしてキャンペーンは7月・8月の2か月連続展開、ということはさらなる続報が……？

ラインナップ＆キャンペーンで圧倒するジオンの脅威に、ROBOT魂・連邦サイドに逆転のチャンスはあるのか！？今後の情報公開もどうぞお楽しみに！

>>第一弾「ROBOT魂 <SIDE MS>RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. 」レビューはこちら